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2005年01月26日(水)
チョーおひさに書いてみる

サッカーや文化関係ネタはほぼblogに書いてましたからねぇ…

わたし、家庭教師ってアルバイトをかれこれ5年以上やっているのですが、
普通に働くアルバイトもやったことありますが、そういうのとは
比べものにならないくらい、大きな責任とやりがいと楽しみを感じる仕事であります。
しかし、ほんとーーーーにいろんな家庭があるもので、
ほんとーーーにいろんな教育に対する考え方があるもので
色々考えさせられます。

自慢は、担当した3家庭では、どこも2年以上続いたこと。兄弟も教えたし。
しかし今やっているところは6ヶ月で私が辞退を申し出、残念ながら辞めることが決定しました。
その男の子の分からないところが分からない、というか、同じところを何度も間違えたり
いきなり正解したり、次に間違えたり、ちょっと私の手には負えないし
相性が悪いだろう、ということでそう決めたのですが。
ちょっと年頃の男の子はやはり難しかったようです。
でも、辞める一番の理由は親御さんの教育方針が私にとって理解できないものだからです。
思うのですが、親って、なぜ、子供に自分ができなかったことを求めるのでしょう?
その家庭では、小さい頃からたくさんの習い事をさせ、今は英会話にも
通わせており、家庭教師も雇い、チャレンジや中○出版の押し売り通信講座にまで
手を出してしまう次第なのです。しかし、子供には、何をするにもやる気がないのです。
まさに本末転倒です。

子供が頑として拒絶しているのに、そのシグナルを無視して色々押し付けて、
小さい時の段階で彼を抑圧してしまったのではないか、と思っています。
だって、勉強させるために、1日5時間机に座ることを強要した、とか
言ってるんですよ?しかも、何やったか親はノータッチ。
これで、勉強したいと思うようになりますか?

結果的に、残念ながらこの家庭とは難しく(しかし円満に終えましたが)終わってしまいましたが、
反対に、大学1年の頃、初めてのアルバイトで初めて行った家庭とはうまくまだ続いています。
今日、久しぶりに電話がかかってきて、3月の期末の前にちょっと教えてくれ!とのこと。
しかし私は高校生をみたことがありません。微分、積分、大学一年以来、忘れました。
しかしかわいい生徒のため、予習をして行こうではありませんか。
彼女が目指しているのは看護婦さん。というか、これも親が目指して欲しいと思ってるんだけど。
親って勝手なものだねぇ。でも、彼女もそれでいいや!と思っているようだし、
私的にもおおらかで優しい彼女にぴったりだと思うんです、看護婦さん。
私より屈強だし(笑)ぜひ頑張って、目指して欲しい。
それを助けることができたら最高だなぁ〜。

つーか、これで、彼女が中学1年から高校3年までちょっとずつ面倒見てることに
なるんですね。学校の先生以上じゃん、私。すげー、最高。



しかし、今、どれどれと自分の高校時代のノートを開いたら、すごい、勉強してたんだなぁ、
というか、大学に入ってから、勉強していないんだなぁ、ということを実感し、泣けてきました。
こんなに、一生懸命やってたんだなぁ…。大学受験をそこまで苦痛に感じたことはなかったけど。
きっと人生最大に勉強し、頭もよく回っていたのが高校3年生だったなぁ。
うーん、また学園生活に戻りたい。


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